FXは長期保有で稼ぐ!負けない運用は放置(塩漬けはNG!)がおすすめ

FXは長期保有で稼ぐ!負けない運用は放置(塩漬けはNG!)がおすすめ

長期保有とは数週間から~数年間ポジションを持ち続けることです。FXで短期売買を繰り返し負け続けている方、一度長期保有で運用してみてはいかがでしょうか?初心者の方やチャートとにらめっこをする時間のない方におすすめのトレードスタイルで、この運用方法で儲けている方も多くいます。

ここでは長期保有のメリット・デメリットをお伝えしながら、いわゆる放置戦法でどう稼ぐのかを説明していきます。

長期保有のメリット

短期保有は「為替差益」で利益を上げるのに対して、長期保有は「為替差益」と「スワップポイント」という複数の手段で利益を上げることが出来ます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

差益で稼ぐ

短期保有の場合、短時間(数秒~数分~数時間)で売買を行う為、通貨ペアにもよりますが差益の幅は長期保有と比べて少なくなる傾向にあります。その為、ある程度稼ぐにはロットを大きめに持つ必要があり、その分経済指標トレードや有事の際にレートが騰落してしまうとロスカットされる危険性が高まります。

長期保有の場合、長期間(数週間~数ヶ月~数年)という長いスパンでポジションを持ち続ける事で、短期保有と比べて差益も大きくなる傾向にあります。1日の値動きは大した事はなくても、数ヶ月~数年単位で保有する事でかなりの差益が発生する可能性が高く、大きく稼げる事があります。

スワップポイントで稼ぐ

スワップポイントはポジションを保持したままロールオーバー(日を跨ぐこと)をすることで発生します。スワップポイントは、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売ることで得られ、通貨ペアの金利差が大きいほど沢山のスワップポイントが獲得出来ます。

たとえば超低金利の日本円(JPY)を売って、高金利で知られるメキシコペソ(MXN)を買った場合、日本の金利は【-0.10】、メキシコの金利は【8.50】となっており(2022年8月現在)、業者によって異なる場合がありますがおよそ8%以上の金利差があり、その”金利差調整分”が獲得出来るのです。

しかもロールオーバー(日を跨ぐこと)をする事で毎日発生するため、まさに”塵も積もれば山となる”という状態で、1日のスワップポイントが少しであったとしても長期保有をする事で利益が積み上がっていくことでしょう。

例えば1日1,000円のスワップが獲得出来る通貨ペアの場合、1ヶ月保持で30,000円、さらに1年間保持し続けた結果、360,000円の利益となります。金利差が大きい通貨ペアを狙ってポジションを長期保有する事で確実に積み上がっていく利益を獲得できるのです。

金利が高い通貨として有名なのは、メキシコペソ(MXN)やトルコリラ(TRY)です。といっても金利は変動していきますので、スワップ狙いの場合は各国の金利を定期的にチェックするように心掛けましょう。

長期保有のデメリット

いいことばかりの長期保有に見えますが、もちろんデメリットもあります。トレードをする前に事前に確認しておきましょう。

保有ロット、レバレッジに注意

長期保有では長期間ポジションを保持するトレードスタイルの為、経済指標によってレートが騰落したり、有事の際に大きく動いた際にロスカットされてしまうリスクがあります。その為、ある程度レートが上下してもロスカットされないように保有ロットは短期トレードよりも少なめにするように心掛けましょう。

また、レバレッジのかけすぎには注意が必要です。レバレッジをかけると多くのロットが持てますが、最初はレバレッジなしで少しのロットで試してみる事をおすすめします。まずは少ないロットでどのらくいレートが動いたらどのくらいプラスまたはマイナスになるのか、事前に確認しておくことをおすすめします。

証拠金維持率の目安としては、低レバレッジであれば1,000%以上あればある程度大きく動いたとしても耐えられるでしょう。とは言えこの数値を鵜呑みにせず、まずは少しのロットから自分自身で長期保有を体験し、確認してみて感覚を掴むのが大切です。

マイナススワップに注意

スワップポイントが獲得できる売買ではなく、【金利の低い通貨を買い、金利の高い通貨を売る】とマイナススワップとなります。マイナススワップは逆にロールオーバーする度にスワップポイントを支払う事になりますので長期間保有する場合は売買を間違いえないように注意しましょう。

例えば1日-1,000円のマイナススワップが発生する通貨ペアの場合、1ヶ月保持で-30,000円、さらに1年間保持し続けた結果、-360,000円の損失となります。初心者の方は間違えやすい為、長期保有する場合はマイナススワップにならないよう注意して下さい。

塩漬けにならないように注意

いわゆる「塩漬け」は、含み損を抱えたまま損切りが出来ず、そのままポジションを長期間保有してしまっている状態の事を言われます。「いつか反転するまで待つか」という運用で塩漬けしておくと含み損がさらに膨らんで最終的にはロスカットされてしまう、というケースが多々あります。

自分の予想と逆行した場合を予め想定しておき、「さすがにこのラインを割ったら損切りしよう」と、自分の中で損切りラインは予め決めておきましょう。

まとめ

FXでの長期保有は単純な為替差益だけでなく、スワップポイントという美味しい利益を乗ってきます。もちろんスワップポイントは獲得出来ても差益が損失になってしまう場合もあります。お互いのバランスを見ながら、ゆったりとした長い目で向き合い、利益を積み重ねていってください。

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