FX専業トレーダーを目指す方へ!目安の年収と後悔しないトレード生活とは

FX専業トレーダーを目指す方へ!目安の年収と後悔しないトレード生活とは

FXをしていると、「あれ?これを毎日続ければ専業トレーダーになれるんじゃない?」と思う時があります。パソコンやスマホで、家でも外でもいつでもトレードが出来るいい時代になりました。FXでたくさんお金を稼いで、何にも縛られず自由な暮らしが出来たら……そんな事を考える方も多いと思います。

ここでは専業トレーダーを目指す方へ、専業になれる目安の年収と、後悔するつらい日々を送らない為の理想のFX専業トレード生活をお伝えします。専業トレーダーになるのは決して夢ではありません。一歩一歩を積み重ね、明るい自由を手に入れましょう。

いくら稼げばFX専業トレーダーになれるのか

サラリーマンをしながらFX、アルバイトをしながらFX、家事の合間にFX、など本業を持ちながらFXをしている方は多いと思います。しかし多くの方が生涯収支で「マイナス」となっているハズです。FXでは「9割が負けている、勝てるのは1割」という事をよく言われます。実際に多くの初心者が負けて、1年以内に退場する方も多いでしょう。

相場から退場しない為には、やはり資金管理が重要になってきます。自分の資金に見合わない大きなロットを持ったり、ハイレバレッジでイチかバチかのギャンブルトレードをしていてはすぐに退場してしまうでしょう。少ないロット・ローレバレッジで少しずつ利益を上げていく事が大切です。

では、一体いくら稼げば専業トレーダーになれるのでしょうか。以下は、専業トレーダーを目指せる目安の年収をお伝えします。

現在の年収専業トレーダーを目指せる目安の年収
100万円250万円
200万円500万円
300万円750万円
500万円1,250万円
1,000万円2,500万円

会社員やアルバイト・パートの方は会社側が税金を払ってくれますが、専業トレーダーとなると自分で税金を払っていかなければなりません。また、海外FXでは国内と税制が異なり累進課税となっており、稼げば稼ぐほど収めないといけない税が増えていきます。

このことから、本業の2倍~2.5倍を稼ぐことができれば専業トレーダーとして生きていく道が開けるでしょう。ただ、注意しないといけないのは1日や数週間で判断しない事です。今月50万円稼いだからと言っても来月は-75万円かもしれません。

労働した分だけ給料が貰える会社員やアルバイト・パートと異なり、【マイナスになる可能性がある】という事を常に頭に入れておく必要があります。1ヶ月で判断するのはやめましょう。最低でも6ヶ月、コンスタントに稼げるようになってきたら専業を検討しましょう。

FX専業トレーダーになる前に……

もう一つ大切なこと、それは貯蓄を持っておくことです。相場の世界はいつ何が起こるか分かりません。あなたのこれまでの手法が通じない相場が来る可能性は十分にあります。その為、むこう2~3年の貯蓄は確保しておきましょう。貯蓄もないのに専業トレーダーになるのは絶対におすすめできません。

月の生活費が10万円だとしたら、2~3年分として240万円~360万円です。貯蓄があれば精神的にも安定しますし、損失を抱えた時も慌てなくて済みます。投資資金とは別に、貯蓄はしっかりとしておきましょう。

FX専業トレーダーのメリット

自由な毎日が送れる

FX専業トレーダーは自由です。パソコンやスマホで、ネットがあれば自宅でもカフェでも好きな場所で仕事(トレード)ができます。一日数回チャートをチェックし、ポチポチッとエントリーと決済を繰り返し、実働時間としては1時間に満たない方もいるでしょう。残りの時間は好きなように使えます。

また、FXは土日や祝日は市場が閉まっていますが、月曜日の朝から土曜日の朝まで、平日は24時間トレードが可能です。8時出社で17時に帰社、という時間に縛られる必要はありません。今日は相場が荒れているからトレードしない、という日もあるでしょう。その全てがあなたの自由なのです。

人間関係で悩む事がなくなる

会社で上司に怒られたり、取引先との会話がストレスになる方も多いと思います。FX専業トレーダーならそういった人間関係のストレスや悩みがなくなります。人からの干渉を受けずに、あなたのペースで仕事(トレード)ができるのです。

FX専業トレーダーのデメリット

収入が安定しない

会社員やアルバイト・パートであれば基本給があり、各種手当があり、働いた分に見合った額が支給されます。ただしFX専業トレーダーの収入が安定することはありません。今月は50万の利益が出ても、来月は-75万円かもしれません。FX専業トレーダーには常にそのリスクが付きまといます。この不安定さが逆にストレスになってしまう方も多いようです。

ただ、それを承知で日々FXの勉強をしている方や、様々な手法を試して自分のものにする力のある方はこの先何が起きても、それまでの経験を活かし損失を抑え利益を伸ばす事ができるでしょう。そういった方はFX専業トレーダーに向いていると言えるでしょう。

社会的信用が低い

FX専業トレーダーは残念ながら、社会的信用が低いです。「投資家」と言えば聞こえはいいですが、実際の扱いは”無職”になってしまいます。たくさん稼いでいても、ローン審査やクレジットカードの審査、賃貸契約の審査などで落ちる可能性があります。

何かローンを組んだり、クレジットカードを作ったり、引っ越しなどをする必要があれば会社員やアルバイト・パートのうちに済ませておくことをおすすめします。

まとめ

初心者の方でもFXを学び、他の人の手法を真似ながら自分の手法を確立していけば、FX専業トレーダーは決して難しいものではありません。ただしそれで暮らしていくとなるとやはり大きな壁があるのも事実です。まずは副業で稼ぎながら、本業を大きく超えて毎月安定して稼げるようになってからFX専業トレーダーを検討するようにしましょう。

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