金融ライセンスとは…投資事業を行う業者に発行される許可証のことです。元々ライセンスは様々な国が独自の基準で投資家を保護する目的で発行しています。こうしたライセンスは海外FX業者を選ぶ上でとても重要になるポイントで、その業者が所持しているライセンスから安全性や信頼性を測ることが出来ます。
海外FX業者は日本の金融庁ライセンスは取得していない
日本の金融庁ライセンスでは【レバレッジが25倍まで】と規制されており、海外FX業者が金融庁ライセンスを取得してしまうと売りであるハイレバレッジやゼロカットを提供する事が出来ません。ただ、だから危険という訳ではありません。海外FX業者は世界へ向けたビジネスをしており、海外でも厳しいとされるライセンスを取得している業者はたくさんいます。
★海外FX業者の金融ライセンス比較ランキング
ここでは数ある海外FXブローカーの中から選りすぐりのブローカーをピックアップし、金融ライセンスを比較しランキング形式で発表します。なお、日本向けライセンスのみでは測れない為、海外向けライセンスも含めて判断していますので予めご了承ください。
| Rank | ブローカー | 日本向けライセンス | 海外向けライセンス |
|---|---|---|---|
 |  XM Trading | セーシェル金融サービス庁（FSA） モーリシャス金融サービス委員会（FSC） | イギリス金融行動監督機構（FCA） キプロス証券取引委員会（CySEC） 国際金融サービス委員会（IFSC） オーストラリア証券投資委員会（ASIC） ドバイ金融サービス庁（DFSA） |
 |  HotForex | セントビンセント・グレナディーン金融庁（FSA） | イギリス金融行動監督機構（FCA） ドバイ金融サービス庁（DFSA） セーシェル金融サービス庁（FSA） 南アフリカファイナンシャルサービス委員会（FSCA） |
 |  iFOREX | イギリス領バージン諸島金融サービス委員会（BVIFSC） | キプロス証券取引委員会（CySEC） ハンガリー国立銀行（MNB） |
|  GemForex | モーリシャス金融サービス委員会（FSC） | – |
|  Axiory | ベリーズ国際金融サービス委員会（IFSC） | – |
 |  TitanFX | バヌアツ金融サービス委員会（VFSC） | – |
1.XM Trading（エックスエム・トレーディング）
１位に選ばれたのは、「XM Trading（エックスエム・トレーディング）」です。
この業者は海外向けに、世界でもトップクラスの審査難易度を言われるイギリスのFCAライセンスを所持しています。イギリスのFCAライセンスは更新制になっており、毎年経営状況を報告し監査を受ける必要があります。不正にも厳しく、怪しい場合はライセンスの取り消しも行われる為、このライセンスを所持している業者の信頼性はかなり高いと言えます。
XM Tradingは日本人にも評判の高い業者です。安心してトレードができる環境が揃っていますので、海外FXに不安な方に最もおすすめです。
2.HotForex（ホットフォレックス）
２位に選ばれたのは「HotForex（ホットフォレックス）」です。
こちらも取得難易度が高い事で知られるキプロスのCySECライセンスを所持しています。トルコの南にあるキプロスは金融に長けており、多くのFX業者の拠点があることでも有名です。元々信頼性は高かったのですが、2013年に起きたギリシャの金融問題をきっかけに、2016年以降信頼性向上の為規制が強くなっています。
HotForexは海外ではXMよりも評価が高い事で知られる世界的ブローカーです。ボーナスも豊富に揃っており、少額の資金でも大きな金額を動かせます。ボーナスを使ってお得にトレードがしたい方におすすめです。
3.iFOREX（アイフォレックス）
３位に選ばれたのは「iFOREX（アイフォレックス）」です。
この業者も難関ライセンスで知られるキプロスのCySECライセンスを所持しており、世界的な信頼は高いと言えます。また、iFOREXはロスカット率が驚愕の”0%”な事でも有名で、「もうちょっと粘れていたら反転したのに…」とロスカットで泣いた方も、自分の資金の限界まで粘るトレードが可能です。
少額の資金から一攫千金を目指して限界ギリギリまで戦うその勇姿からiFOREXで果敢にトレードをするトレーダーをいつしか「アイフォ戦士」と呼ぶようになっています。信頼性の高い業者で少額から稼ぎたい方に特におすすめです。
まとめ
金融ライセンスは一般には馴染みのない言葉ですが、業者の信頼性を測る上で重要な要素のひとつとなっています。海外FX業者の中には残念ながら良心的でない業者も少なからず存在します。「出金拒否された！」「騙された！」などと嘆かないよう、金融ライセンスは事前にしっかりと確認しておきましょう。
