
ロスカットとは…FX業者がユーザーを守る為、損失が拡大しないよう保持しているポジションを自動的に決済(損切り)する仕組みのことです。海外FXのロスカット水準は業者によって異なり、「証拠金維持率を○○%割り込んだ時点」でロスカットが発生するようになっています。
また、マージンコールと呼ばれるアラート機能もあります。これは「これ以上損失が拡大するとロスカットになりますよ」と事前に伝えてくれるサービスで、ロスカット水準よりも高めに設定されています。マージンコールを受け取ったトレーダーは、損切りを防ぐ為に資金を入金するかどうかを選択できるという訳です。
★海外FX業者のロスカット・マージンコール比較ランキング
ここでは数ある海外FXブローカーの中から選りすぐりのブローカーをピックアップし、ロスカット水準およびマージンコール水準を比較しランキング形式で発表します。なお、ここではロスカット水準が低い(資金のギリギリまで粘れる)ほど優れている、と判断していますので予めご了承ください。
Rank | ブローカー | マージンコール率 | ロスカット率 |
---|---|---|---|
![]() | ![]() iFOREX | 0.25% | 0% |
![]() | ![]() HotForex | マイクロ口座 40% その他口座 50% | マイクロ口座 10% その他口座 20% |
![]() | ![]() XM Trading | 50% | 20% |
![]() | ![]() GemForex | 50% | 20% |
![]() | ![]() Axiory | 50% | 20% |
![]() | ![]() TitanFX | 90% | 20% |
1.iFOREX(アイフォレックス)

最もロスカット率が低い業者は【iFOREX】でした。「トレーダーの資金をより有効に活用し、投資の可能性を最大限高めたい」という理念から、ロスカット率は【0%】となっています。マージンコールも0.25%とほぼ機能しませんが、「トレーダーの可能性を潰さない」というiFOREXの強い意志が感じられます。
また、このロスカット率0%を利用して限界までロットを張り元手を失うのを覚悟でトレードをして億り人を目指す「アイフォ戦士」がSNSなどでも話題です。
2.HotForex(ホットフォレックス)

2位に選ばれたのは「HotForex(ホットフォレックス)」です。
こちらは「マイクロ口座」に限り、他社よりも低い水準のロスカット率【10%】となっています。HotForexはボーナスが豊富に揃っており、元手が少額でも倍額かそれ以上の証拠金でトレードを開始することができます。資金管理を意識しながら取引をすることでギリギリまで粘る事が可能です。
3.XM Trading(エックスエム・トレーディング)

3位は複数いますが、代表して「XM Trading(エックスエム・トレーディング)」を紹介します。
マージンコール【50%】、ロスカット【20%】というのが海外FX業者の間では標準的な値のようです。XM Tradingでは口座開設で3,000円の取引ボーナスが貰えます。これはレバレッジ1,000倍口座では3百万円となるため、少額の資金でも十分に戦えるため初心者の方に特におすすめです。
ロスカット(証拠金)計算ツール
トレードをしている時に「あとどれくらい下がったらロスカットになるの?」と思った事はあると思います。ロスカット値は以下の計算式で求められます。
ロスカットされる金額=必要証拠金×○○%
例えばロスカット率20%の業者で、1ロットの取引に必要な証拠金が10,000円だとします。これを計算式に当てはめると【10,000円×20%=2,000円】という計算式になり、証拠金が2,000円を下回るとロスカットされる、という事です。
また、細かい計算が面倒な方はFX業者が提供している下記のような計算ツールがあるので是非利用しましょう。
もちろん利用は無料ですのでブックマークしてトレードの際にすぐに確認出来るようにしておきましょう。
まとめ
海外FX業者のロスカット率、マージンコール率はかなり低めになっています。これを良いと感じるか悪いと感じるかはあなた次第ですが、自分の資金を自分の判断で有効に利用できるという点ではメリットと捉える事ができるのではないでしょうか。取引を行う業者のロスカット率を把握した上で、資金管理を行い有利なトレードができるよう意識していきましょう。